【動画・スライド付】第1回、Bot Meetup Japanの総集編
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2016年6月9日に第1回のBot Meetup JapanをBotEggが主催となり開催しました。

受付から数時間で完売、100人のキャンセル待ちとなったため、急遽ライブ配信を実施し、300人以上の方にご覧頂くなど、大変な盛り上がりで、チャットボットのトレンド、スタートアップ、開発技術の共有など様々なトピックのライトニングトークが行われ、チャットボットの未来を感じたり、開発の苦労を共有したり、かなり頭が疲れる面白いミートアップになりました。

会場に来られなかった皆様のためにも、本記事では動画とスライドをまとめて紹介していきます。

◯前半

 

各社出そろったBOTの世界とこれから先の未来

Increments株式会社 田中洋一郎様(@yoichiro

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田中様は、3月まで、LINE BOTプラットフォームの開発に携わっておられました。チャットボット開発の全体像、そして、多くの方が気になっていた、なぜボットに取り組むべきなのかという問いに対しての明確な方向性をお話いただきました。「スマートフォンの次のデバイスは音声デバイスであり、チャットボットはテキストから音声入力に変わっても対応できる。だから、今ボットやAIに取り組む理由は、次のデバイスの準備をすることにもなる」という意見に、来場者は勇気づけられました。

チャットで勤怠管理する「みやもとさん」のデモと開発の裏側

株式会社トレタ 増井雄一郎様(@masuidrive

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「風呂グラマー」としても有名な増井様は、LINE BOT APIがオープンになった後、日本で一番早くLINE BOTを作り、Qiitaに「とりあえずLINE BOT APIでオウムを作ってみた」記事を投稿されています。トレタ社のCTOとして、社内のSlack上で動く勤怠管理ボット「みやもとさん」を開発、現在も実際に運用され社内の業務効率化に役立っているとのこと。みやもとさんのコードはGithub上に公開されているので、皆さんも是非導入してみてはどうでしょうか。

「ユーザーローカル人工知能ボットAPI」を使って雑談を実装するデモ

株式会社ユーザーローカル 本郷様

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ユーザーローカルは、ソーシャルメディアを解析したデータベースをもとにした、雑談機能を簡単に実装できる「人工知能ボットAPI」の提供を開始した。今回は、デモを行い、その中では、実際にリクエストを組み立てJSONでのレスポンスを得るところを見せたが、非常に簡単に使える印象だった。また、ボットに関するハッカソンも実施予定とのこと。

LINEに対応したスケジュール調整ボットのデモと開発ノウハウ

Cu-hacker 太田 渓佑様

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Cu-hackerは、スケジュール調整を簡単にするためのWebサービスですが、LINEから簡単に自分の空き時間を確認できるチャットボット「Cubot(クウボット)」を開発し、公開しています。LINEのチャットボット開発では「一見簡単そうに見えるが、対応するサービスの仕様次第ではかなり苦労するハメになる」といった苦労を語ってくれましたが、最後は「ボット開発楽しい、みなさんもスグに取り組んで下さい!」とエールをもらいました。

◯後半

「Repl-AI」を使ってコーディングレス&10分でFacebook Messanger上に対話ボットを作る

株式会社NTTドコモ 山崎光司様

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「Repl-AI(レプルエーアイ)」は、プログラミング無しで作れるボットの開発プラットフォームだ。インターメディアプランニング社とドコモが共同開発し、今回は山崎様にデモを行っていただいた。ドラッグ&ドロップで会話や機能を追加することができ、会場ではその簡単さに驚きの声が上がっていた。

Microsoft Bot Frameworkの活用ノウハウ

株式会社ヌーラボ 渡邊様

ヌーラボでは、代表的なCacooやBacklogといったサービスの他に、チーム向けのチャットサービスTypetalk(タイプトーク)を提供している。開発者の渡邊様は、Microsoftの発表したBotフレームワークの説明と、実際にTypetalkで動くボットの開発方法とデモを行った。

wit.aiで動かす牛たんbotのデモ

ギジン株式会社 小泉ヒロカ様

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仙台でチャットボット専門の開発会社の代表を務める小泉様には、自然言語処理APIのwit.aiの具体的な活用方法を説明してもらった。自然言語処理は、対話内容の判別や表記の揺れの対応をする際には不可欠で、チャットボットに欠かせない技術の1つだ。Facebookが買収し、無料で提供されるwit.aiには注目が集まっている中、日本での活用事例は少なかった。今回は牛たんのECサイトという仙台らしいお題でわかりやすいデモとなった。

チームの仕事を自動化するスケジュールボット「Subot」の紹介とその裏側

株式会社Subot 衣川 憲治様

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Subotは先日正式公開された「日常業務を自動化する」ことを目的としたSlack向けのボットサービスだ。Googleカレンダーと連携してスケジュール調整に活用したり、社内向けのリマインダー機能、他のチャットボットとの連携機能を備えている。今回の発表は、キャラクターづくりの裏側や、チャットボットに最適化された登録フローの改善、Slack Bot Directoryレビューの実情など、実際にボットサービス開発で役立つノウハウ満載であった。

人工知能技術を活用したお問合せボットのデザインパターン

株式会社トライトゥルー 寺田真介様

トライトゥルーは、現在位置情報検索アプリ「Pathee」を提供している。代表の寺田様は大学院時代から自然言語処理を活用した研究をしていた背景もあって、昨年、とある企業からの依頼でLINE上で動くお客様からの問い合わせに対応するチャットボットを開発した。今回は、そこで使われている技術と全体構成(デザインパターン)を解説していただいた。

「あなたのメディアをBOTに」BOT TREE for MEDIAの概要とデモ

株式会社ZEALS 清水正大様

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BOT TREEは「あなたのメディアを最短5分でBOTにできる」がキャッチコピーのBOT開発ツール。元々はロボットを開発していたZEALSの清水様に、BOT TREEを使った「ビール女子BOT」や「ロボスタBOT」のデモ、ダッシュボードなどの紹介をしてもらった。なお、これまで非公開で提供してきたが、このBot Meetupの場で正式公開を発表した。なお、6月10日にTechCrunchで取り上げられた。

メディア向けボット開発運用ツール「BOT TREE for MEDIA」が正式ローンチ

Deep Learningを用いた自動会話・内容推測エンジンの開発

株式会社AppBrew 深澤 雄太様

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AppBrewの深澤様によると、チャットボットの開発ではルールベースの会話や機能だけでは柔軟性がないし、人工知能はカスタマイズがしにくいという課題があるため「人工知能とルールの上手い組み合わせが鍵」だという。AppBrewでは、カスタマーサポートの自動化をサポートする「Wizard」を開発している。

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