FacebookとMicrosoftに続いてGoogleもチャットボットに参戦
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アメリカ・シリコンバレーでは、チャットボット(Bot)が注目の的だ。FacebookはMessengerのAPIを公開し、Microsoftは多プラットフォーム向けのボットを開発できるフレームワークの提供を開始した。

Googleはこれまでチャットボットに特化したプロダクトを出していなかったが、遂に参戦するようだ。今週、水曜日18日から行われる開発者向けのカンファレンス「Google I/O 2016」にて、チャットボット開発者に向けた、すべてのプラットフォーム向けのチャットボット開発キットを発表されることが噂されている。

先日、Googleは「Gboard」と呼ばれるiOSキーボードを発表したばかりだ。これは、メッセンジャーアプリを離れないで、検索し、リンクやお店の情報を簡単に送ることができるようになるものだ。

現在のチャットボットのトレンドは「プラットフォームとしての会話(conversation as a platform)」という考え方で、情報やサービスとの関わり方がメッセージングアプリ上で対話型にシフトしていくというものだ。

しかし、これは、Googleにとっては悩みの種だ。なぜなら、Googleは、メッセンジャーアプリでまったくの影響力を持っていないからだ。人々が検索をメッセンジャーアプリ上でするようになれば、Googleの提供する検索エンジンは使われず、メインの収益源である検索連動型広告の売上も下がっていくだろう。

振り返ると「Orkut」も「Google+」も流行らなかったし、FacebookによるWhatsAppの買収も阻止できなかった。Googleは、チャットボットの流れに乗れるだろうか。発表に注目が集まっている。

【参考】

How Google plans to hop on one of the hottest trends in Silicon Valley

Following Facebook and Microsoft, Google Gets Messaging Bots

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